ステルスオミクロン

2月24日の愛知県の新型コロナウイルス新規感染者数は4375人でした。
1週間前よりも2000人ほど減少しているものの、病床使用率は68.1%と依然高いままです。

新規感染者数の増加には感染力の高いオミクロン株の影響が大きいとされていますが、さらに感染力の強い「ステルスオミクロン」が愛知県内で6件確認されたそうです。

ステルスオミクロン株は、感染力が従来のオミクロン株よりも1.4倍高いという報告もあります。
SGTF法でのPCR検査を行う国が多いのですが、この方法では検出されないことがあったため「ステルスオミクロン」と呼ばれるようになりました。
ただ、日本ではデルタ株の特徴的な変異がないかどうかでオミクロン株を簡易検出していることから、ステルスオミクロンも検出が可能となっています。

症状としてはオミクロン株とほぼ一致しており、症状だけで区別することは難しいようです。
まだ市中感染したとは言い切れないようですが、今後感染者数にどう影響するか懸念されています。

愛知県のコロナ対策の指標としては、7日間の新規感染者数の平均が160人以下、入院者数が456人以下にならなければ「まん延防止等重点措置」を解除しないとしています。
期限は3月6日とされていますが、解除はまだまだ先のことになりそうです。