ブラックフライデー

近頃ニュースやCMで『ブラックフライデー』という言葉を耳にするようになりました。
最初に「ブラック」がつき、株価の大暴落が始まった「ブラックマンデー」を連想させることからネガティブな印象を受けますが、ブラックフライデーでは大セールの開催日としてアピールされています。

発祥となったアメリカでは、感謝祭にあたる11月の第4木曜日の翌日を祝日ではなくても休みとする学校や企業が多いそうです。
そして感謝祭でのプレゼントの売れ残り一掃セールが行われるので、店に買い物客が殺到し、売り上げも伸びることから、11月の第4金曜日を『ブラックフライデー』と称して1年で一番売り上げが見込める日とされています。
なぜ「ブラック」がついたかというと、もともとは店や道路に人がごった返して、犯罪が増え、警察の仕事も増えるため、最初はネガティブな意味で使われていたそうです。
しかし今では「どの店でも黒字になる」と、良い意味で「ブラック」が使われるようになりました。

また、ブラックフライデーはクリスマス商戦の始まりのイベントともされています。
通常よりも開店時間を早める店舗や、深夜から並ぶ客もいるという話です。
日本でいうところのお正月の初売りに近いのかもしれません。
福袋やお得なセール品を求めて並ぶ長蛇の列が、アメリカでは11月に見られるわけです。

日本では2016年から大手のショッピングモールなどでブラックフライデーのセールが開催されるようになり、今年は百貨店やネット通般サイトでも大々的に行われるようになりました。
なお日本の場合、第4金曜日でなく勤労感謝の日(11月23日)に近い金曜日に開催する店も多いようです。

11月は冬のボーナス前だったり、年末に向けての買い控えで多くの小売店が苦戦する時期になります。
ブラックフライデーで売り上げが好転するのであれば、今後はハロウィンのように日本でも定着していくのかもしれません。