名古屋のシンボル 金のシャチホコ

3月8日に、名古屋のシンボルである金のシャチホコが16年ぶりに名古屋城の天守閣から地上へと降ろされました。
4月2日までは名古屋城の広場で展示されていましたが、現在は2体とも名古屋・栄の「ミツコシマエヒロバス」で展示されています。
会場では間近で見るだけでなく、手を消毒したうえで実際にシャチホコに触ることもできます。

シャチホコは頭部が龍、胴体が魚、背中に尖ったヒレを持つとされる空想上の生き物です。(頭部は虎ともいわれています)
水を噴いて火を消し止めることから、火災除けの守り神とされてきました。
名古屋城のシャチホコは、1945年に太平洋戦争での空襲によって天守閣と共に焼失しており、今あるシャチホコは戦後に復元された2代目になります。

また、名古屋城のシャチホコは北側にあるのが雄、南側が雌とされています。
雄の方がわずかに大きく作られていますが、うろこの枚数はメスのほうが14枚ほど多いそうです。

復元後の金シャチが地上に降ろされるのは3度目になります。
1度目は1984年に名古屋城天守再建25周年記念事業として開催された名古屋城博で、そして2度目は2005年に開催された愛知万博に合わせて降ろされました。
高さが約2.6m、重量約1.2tある金シャチを降ろすためには大掛かりな作業が必要となり、搬送には今回ヘリコプターが使われています。

栄での金シャチの展示は7月11日まで行われ、終了後は再び天守閣に戻される予定です。