名古屋テレビ塔のリニューアル

名古屋栄のシンボルである『名古屋テレビ塔』が、耐震工事を含めた全面リニューアルのため1月7日から休業となりました。

名古屋テレビ塔は久屋大通公園の中心地に立つ、日本で最初に完成した集約電波塔です。
東京タワーや大阪の通天閣よりも早い1954年に開業され、高さ180mある名古屋テレビ塔は当時では東洋一の高さを誇りました。
2011年のアナログ放送終了に伴い、電波塔としての役目は終えていますが、今もなお名古屋の街のシンボルとして多くの人に親しまれています。
地上90mに展望台があり、さらにその上の地上100mには金網で囲まれた屋上展望台があります。
夜になれば展望台内では夜景と共にプロジェクションマッピングを楽しむことができ、日没30分前から深夜2時まではライトアップもされていました。
工事期間中もライトアップは続けてほしいとの声もあったそうですが、全体の電気設備の工事もあるため叶わなかったそうです。

今後の工事では外観を保ちつつ、アナログ放送が終了するまで使われていた空間をホテルや店舗として利用し、2020年7月にリニューアルオープンする予定です。
新たに生まれ変わる名古屋テレビ塔が一体どのような空間になるのか、今から楽しみです。