太陽フレアによる地球への影響
ここ数日は「太陽フレアによる地球への影響」に関するニュースが、
TVやインターネットで大きく取り上げられております。
「太陽フレア」はあまりなじみのない言葉かもしれません。
一言で言えば、「太陽の表面で発生する爆発現象」です。
100年に1回程度の頻度で発生する、極端な宇宙天気現象と言われており、
この太陽フレアに伴ってさまざまもの、例えば、電波やX線などの放射線・電子・陽子などの
電気をおびた「粒子」が放出されます。
このときのエネルギーが、地球にさまざまな悪影響を及ぼすというのです。
◎太陽フレアによる最悪の被害(一例)
・人工衛星の劣化
・電子機器の故障
・GPSの誤差
・通信障害
・大規模停電
◎過去の事例(一例)
・1859年 欧米で火花放電が起きて火災が多発
・1989年 カナダで9時間の大規模停電
・2000年 日本のX線観測衛星が故障
もしかしたら日本でオーロラが見られるかも?という話もあるようですが、
インフラへの影響は人命に関わる話です。
人智の及ばぬ宇宙の“自然災害”ですが、
大きな被害が出ず、過ぎ去ってくれることを切に祈ります。