スキンケアも身だしなみの一つ

「人は見た目が9割」という言葉を聞いたことがあるのではないかと思います。これはメラビアンの法則というもので、コミュニケーションにおいて、「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%の割合で人は影響を受けると言われております。この視覚情報の55%と聴覚情報の38%がいわゆる非言語的コミュニケーション部分を指し、人は見た目が9割ということが言われています。目から入ってくる情報として、身だしなみを整えることはとても大切です。最近では、若者世代を中心にスキンケアも、身だしなみの一つとして重要視する考え方が浸透してきております。肌荒れが目立っていては、不健康で清潔感に欠けるように見えてしまいます。肌荒れの主な原因としては喫煙やお酒の飲み過ぎ、食生活の乱れなどが挙げられますが、他にも気を付けるべき事がいくつかあるのでご紹介いたします。

①紫外線

紫外線による皮膚へのダメージは、「紫外線の強さ×浴びた時間」で決まるそうです。紫外線を浴びると、皮膚の中で活性酸素が発生します。活性酸素は細胞にダメージを与えて活動を弱めるとともに、コラーゲン線維などを分解する酵素の産生を促進します。その結果から、肌の乾燥やしわ、たるみが生じやすくなり、肌の老化を促進することになります。そのため、日頃から日焼け止めや日傘などで紫外線対策をしっかり行うことが大切です。

②洗顔

毎日行う洗顔は肌を清潔に保つ役割があります。たまった汚れや古い角質をきれいに洗い流してあげることが、すこやかな肌状態を保つためには大切です。しかし、洗顔料をしっかり泡立てず使用することや、洗顔料のすすぎ残しがあると肌のトラブルを起こす原因になってしまいます。洗顔料はしっかり泡立てて、すずき残しがないようにぬるま湯で流すようにしましょう。また、顔を洗った後に、タオルでゴシゴシと顔を拭くことも肌の表面を傷つける原因になります。タオルで顔を拭く時は、上から押さえるようにしてなるべく肌に摩擦を与えないように拭くことが大切です。

初対面で悪いイメージを与えてしまうと、払拭するのに相当な時間がかかると言われています。「人は見た目が9割」と言われているように、第一印象はとっても大切です。出来ることから意識してみてはいかがでしょうか。