中国本土への玄関口 香港
今回は<中国本土への玄関口>と呼ばれる香港を紹介します。
ビジネスにおいても、地理的にも、香港から中国本土市場へは容易にアクセスできます。
中国本土最大、かつ最も生産性の高い製造拠点である珠江三角州(パールリバーデルタ(以下「PRD」))地帯は、香港のすぐ北側に位置しています。
同地域には、香港企業および海外企業の数万の工場が存在し、多くのビジネスマンが日常的に香港と行き来をしています。
深圳、広州、東莞などのPRD地域の主要都市は、現在では中国本土でも有数の裕福な地域に成長し、消費財とビジネスサービスの大きな市場となっています。
香港では大陸からの巨大な需要により、住宅市場が世界で最も高騰していると言われています。
今年は10%以上の値上がりで、来年も同程度の値上がりが見込まれています。
バブルと言われたりもしていますが需要に追い付かず、あちらこちらで高級マンションが建設中です。
一室が数十億円のマンションもあるらしいです。
香港国際空港からの鉄道の上にもマカオへの橋が建設されています。
ターミナルには大量のコンテナが積まれています
一方、香港の繁華街である旺角には、まだまだ昔ながらの趣があるマンションが立ち並んでいます。
そして有数のビジネス街である香港島。その中にあるDBS銀行です。
DBS銀行は1968年にシンガポール政府により設立され、日本ではシンガポール開発銀行として知られ、東南アジアで資産において最大の銀行です。