意外と知らない?クリスマスのお話
12月に入ると、街がとても華やかに彩られますよね。大きなツリーやキラキラと輝くイルミネーションを見るたび、心がウキウキするクリスマスシーズン。今回は、そんな意外に知らない?クリスマスの雑学をご紹介したいと思います。
◆そもそも“Christmas”って?
クリスマスとは「キリストのミサ」という意味であり、イエス・キリストの生誕を祝う「キリストの降誕祭」のことをいいます。
◆日本で初めてのクリスマスは?
日本で初めてのクリスマスが行われたのは、戦国時代の 1552年(天文21年)にまで遡ります。現在の山口県山口市にあたる周防国山口で、宣教師が日本人の信者を招き、降誕祭のミサを行ったことが最初だと伝えられています。現代日本でクリスマスが受け入れられるようになったのは、1900年(明治33年)になってからで、それまでは江戸幕府がキリスト教を厳しく弾圧したために受け入れられることはなかったそうです。
◆世界のクリスマスの過ごし方
【 アメリカ 】
アメリカではクリスマスは家族で過ごす日とされ、親戚一同が集まるのが一般的だそうです。12月25日は、お店も学校も会社も休みなので、家族みんなでゆったりと過ごします。日本では、「クリスマス=恋人と過ごす」というイメージが強いので、日本とアメリカのクリスマスの過ごし方にはギャップがありますね。
【 ドイツ 】
ドイツでは、サンタクロースのことを聖ニコラスと呼びます。日本では、12月24日の夜にサンタクロースがプレゼントを置いて行ってくれるのが一般的ですが、ドイツではサンタクロースがやってくるのは12月6日です。その日は、ニコラウスの日といわれています。
【 オーストラリア 】
ご存知の通り、オーストラリアは南半球にあるため、北半球に位置する日本とは季節が逆で、オーストラリアは真夏になります。そのため、サンタクロースはサーフィンでやってくるそうです。もしオーストラリアに訪れた際には、トナカイ・ソリを使用しないサンタクロースを見つけてみるのもいいですね。
クリスマスのことを調べてみると意外と知らなかったことや、国によっての過ごし方など色んなクリスマスの楽しみ方があります。他の国も調べてみるのも面白そうですね。