本当に夏バテ?「ペットボトル症候群」にご用心
本格的な夏シーズンがやってまいりました。
ここ数日、全国各地で40℃近い異常な暑さが続いています。
数分外に出ただけで滝のように汗が流れ、命の危険すら感じてしまうほどです。
各々熱中症対策は工夫されていることと思いますが、水分補給にジュースやスポーツドリンクなどの
甘い飲み物をがぶ飲みしていませんか?
「水分を摂ってものどが渇く」「体がだるい」「最近急に体重が落ちた」・・・など、
夏バテだと思っているその症状、もしかしたら“ペットボトル症候群”かも知れませんよ。
「ペットボトル症候群」とは、清涼飲料水(ジュースやスポーツドリンクなど)を大量に摂取すること
で起こる急性の糖尿病です。
症状は主に、のどの渇き・倦怠感・急な体重の減少で、多くの人が「夏バテかも?」と思ってしまう
ものです。
特に、のどの渇きは、一度にたくさんの清涼飲料水を飲む→高血糖状態になる→またのどが渇く・・・
の繰り返しで、気付かないうちに悪循環へ陥ってしまいます。
冷えた清涼飲料水は口当たりが良く、つい飲み過ぎてしまいがちですが、清涼飲料水を水代わりに
飲む習慣は普段からつけないようにしたいものです。
飲むのであれば、糖やカフェインの含まれていない麦茶が体に優しくおすすめです。
今年は梅雨明けが早かったこともあり、例年以上に厳しい夏となりそうです。
体調管理は万全にして、この酷暑を元気に乗り切りたいと思います。