フィリピン視察 ~ボニファシオグローバルシティ(BGC)~
9月26日~9月30日にフィリピンへ視察に行って参りました。
今回は首都マニラにある再開発都市『ボニファシオグローバルシティ(BGC)』を中心に見て回りました。
BGCは元々フィリピン軍の主要キャンプ地の一部でしたが、1995年より富裕層向けの都市として再開発が始められ、20年以上かけて開発が続けられている地域です。
広大な土地を何もない状態から開発しているので、道路は広々とした設計となっており、電線なども地下に埋設されているため開放感がある景観です。
実際に目にしてみると、まるでシンガポールのような近未来都市という印象を受けました。
また、オフィスビルや高層コンドミディアムが建ち並ぶ都会的な街並みの中にも、公園やスポーツができる広場もあって、緑を多く感じられました。
清掃員が常に道をきれいにしているので、ゴミがほとんど落ちておらず、気持ちよく散策することができます。
BGCの中心地にあるハイストリートでは、芝生の広場や噴水、モニュメントが設置されている通りの両サイドに有名ブランドショップやレストランが並んでいます。
車での進入が禁止されていますから、子ども連れでも安心してショッピングを楽しむことができます。
ハイストリートの中には日本企業の店舗の名前もありました。
BGCの近隣にある『Market Market』というショッピングモールでは、市場やフードコートも併設されています。
ここではフィリピンならではの食品や雰囲気を楽しむことができます。
空港からBGCまでは車で30分~1時間ほどで到着しますが、渋滞に巻き込まれてしまうとそれ以上の時間がかかることもあります。
ですが2025年完成に向けた地下鉄プロジェクトが計画されており、完成した場合はさらに人の流れが多くなり、より一層の発展が期待できます。
建設が相次いでいるコンドミニアムの中には、建設途中の時点で完売する物件もあることからも、この地域への期待の高さがうかがえます。
今後どのような発展を見せてくれるのか、BGCをはじめフィリピン・マニラに注目です。