重曹とクエン酸の意外な効能

重曹とクエン酸、どこのご家庭にもある物ですよね。お料理やお掃除によく使われ、環境にも良いというのは皆さんご存じのことと思いますが、さらに意外な効能もあるとのことです。

重曹やクエン酸を意識的に身体に取り入れることで、健康維持や病気の予防に繋がるとか。重曹はガン治療にも利用されているそうで、重曹を使った治療(内視鏡で大腸の腫瘍に、重曹を注入する)にはガンの腫瘍を小さくする効果がある、と提唱する方もいます。手軽に試す方法がありますので、よろしければ生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

重曹風呂

鍋やヤカンに1リットルの水と重曹を500ml入れ、65度くらいに沸かして溶かしたものをお風呂にいれます(重曹は別名炭酸水素ナトリウムともいい、市販の入浴剤に入っている成分と同じです)。重曹の経皮吸収で効果が得られます。基礎体温を上げるためにも、お風呂にはなるべく30分 以上入るのがいいそうです。

重曹は洗濯用の大容量のものがホームセンターなどで安く売っています。注意点としては、風呂釜の材質によっては劣化や、配管を傷めたりすることがありますので、重曹風呂の追い炊きは避けた方がいいでしょう。

クエン酸水

クエン酸小さじ1杯を180ml水に溶かし、クエン酸水にして飲むのも健康に良いでしょう(これに小さじ2杯程度の重曹を加えて飲んでも大丈夫だそうです)。クエン酸には「酸」という名前がついていますが、体内に入るとアルカリ性に変わり、血液中の酸を中和して アルカリ性に変え、バランスを正常に保つ働きがあります。クエン酸を飲むことで、体内の新陳代謝能力を高める効果が得られると言われています。

人の身体の体液は元々pH7.3~pH7.4くらいの弱アルカリ性に保たれていて、全身の細胞はこの範囲内でしか機能を発揮できません。重曹やクエン酸を取り入れることで、こうした働きをサポートするのだそうです。

 世の中にはさまざまな健康法があります。健康に良いと言われることを行うのも大切ですが、知らず知らずの内に健康に悪いことをしている場合もあります。時々は自分の生活習慣を見直し、より良い方法を選択していけたらいいですよね。