ココアは健康に効果的!?

春になり暖かくなってきましたが、夜になると寒い日もあったりします。そんなとき、厚着をしなくても、身体を内側から温めてくれる飲み物がココアと言われています。

身体を温めるといえば生姜が有名ですが、ココアは生姜以上に身体を温かくする効果があるようです。その理由としては、ココアにはポリフェノールが多く含まれていて、摂取すると血流改善効果や冷え性改善、体表温度維持効果が得られ、手足の末端まで冷えづらくなると言われております。ほかにも健康にいい成分が多く含まれていることから、ココアは注目されてます。

今回は、ココアの様々な健康効果を紹介いたします。

・身体の調子を良くする

ココアには、カカオフラバノール等のポリフェノールやミネラルの他、食物繊維が豊富に含まれています。特にリグニンという不溶性の食物繊維が多く含まれ、高い整腸作用が 認められていて、便通を良くする効果があります。

・記憶力や集中力アップに効果的

ココアが含むテオブロミンには、大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力を高める効果があります。ある研究では、脳の神経細胞の活動を促すたんぱく質を増やす働きがあるという報告もされています。

・血圧の適正化と動脈硬化の抑制

ココアは血管を拡張する効果が認められており、血圧の適正化が望めます。高血圧の患者の血圧を下げたという報告もあります。さらにココアの抗酸化作用により、コレステロールが血管に付着するのを防ぎ動脈硬化を抑制することも知られています。

・歯周病菌の減少、口臭予防

ココアは、歯周病の原因となるインターメディア菌やジンジバリス菌に対して抗菌効果があるようです。また、むし歯の原因のミュータンス菌に対しても抗菌作用が認められています。さらに、歯垢をつきにくくする働きもあるため、むし歯や歯周病予防になると言われています。このため、歯周病による口臭の素であるメチルメルカプタンや硫化水素などの成分を減らすことができ、口臭が減ることも実証されています。

このようにココアには魅力的な健康効果がたくさんありますので、健康維持の一つとしてココアを飲んでみてはいかがでしょうか。